平成18年3月 第81号
坂梨宿場會「けんみん文化賞」受賞
●速報
本会に対し「くまもと県民文化賞」を授与する旨の通知が三月三日届きました。
通知書の内容
文企第一一七五号 平成一八年三月三日
坂梨宿場會 様
熊本県知事 潮谷義子 職印
第十六回「くまもと県民文化賞」の受賞決定及び表彰式の御案内
向春の候、ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
日ごろから、本県の文化振興につきまして御尽力をいただき、深く感謝いたします。
県では、地域文化振興に貢献する活動を行った団体又は個人の方に対して、その功績をたたえるとともに、今後の活動を奨励し、県内各地における文化活動の促進を図ることを目的とし、平成二年度から「くまもと県民文化賞」を実施しております。
今回、地域文化振興へのあなたがたの功績に対して、第十六回「くまもと県民文化賞」を(地域文化活動部門)を贈呈することといたしました。 つきましては、下記のとおり表彰式を行いますますので、御出席いただきますようお願い申し上げます。
なお、お手数ですが、別紙により出席者をお知らせくださいますよう併せてお願いいたします。
記
第一六回「くまもと県民文化賞」表彰式
一 日時 平成十八年三月二十四日(金)
午後一時三十分から二時十五分 まで
二 会場 県庁本館五F 知事応接室
以上
尚、当日は二名の出席が求められましたので、会長と勘定方にご足労願う事になりました。
思いがけない受賞、これまで会員の純粋な地域を思う気持ちと行動及び地域の方々の協力に支えられた活動が熊本県という行政から認められた事に対して素直に喜び、今後の活動の誇りにしたいと思います。
財源も無く、知恵と汗の地道な活動、会員やその家族、地域の理解と協力でこれまで歩いてきました、今後もこれまでの形態と精神を継続し、焦ることなく、「けんみん文化賞」の名に恥じずまた、汚すことなく、楽しく、地域のための努力を続けて行きたいと思います。
平成十一年四月本会結成以来、七年間継続出来たのは偏に会員の意欲と郷土に対する情熱に他なりません。
このような団体や会の立上げ、設立や結成だけなら容易い事です、花火を打ち上げて終わりではなく、それは始まり、きっかけに過ぎないからです。
要は、如何に会員が活動に参加し、活動を持続する事が出来るかが最も困難な事です。 どんなに良い事でも、どんなに大きな声で呼びかけても行動する会員無くしては事は一つも成りません。 積極的に、和を尊び、楽しく長く続ける事、そして如何に地域の理解を得られるかです。
今回の表彰は坂梨地域全体の功績として受けたものですから、地域の方々に対する感謝の気持ちと、これからもさらなる協力の依頼を願うと共に、会員は「坂梨宿場會」の旗印の元、各々の立場で「誠」をつくしましょう。
●緊急参加依頼
天神橋の景観等についての説明、協議会が次の日程で行われます。 宿場會に対しても参加要請がありましたので会員多数のご出席をお願いします。
記
日時 三月十一日(土)午後二時
場所 坂梨公民館
●弐月例会報弐月十参日(月)八名
●会長挨拶
豊後街道顕彰会は、大津、坂梨、野津原、鶴崎の各宿場の方々で構成された会です。 副会長に当会の嘉悦渉先生が選任されました。
事務局は大分、熊本にそれぞれ置き、熊本側の事務局は大津町の中村秀樹氏が担当されました。 主に、大分は歴史研究に、熊本は歴史をもとに町おこし的な色がある。 大津宿で持つスギ材で、通行手形を作り宿場間のイベントに使いたいとデザインを考慮中です。 本会でも積極的に参加して、交流や、祭りや、市の可能性を探りたいと思います。 阿蘇田園空間博物館から、坂梨宿場通りがサテライトの認証を受けたことを併せて説明。
●高木勘定方から
田空のサテライトは七〇箇所が指定されている。
指定された事で、何か変わったり、支援が受けられる訳ではない。宿場會としてはこれまでのスタンスで行くことになる。
サテライトを代表して、宿場會のコンセプトや歩み、これからを、ホームページ等を使い説明した。会員の会費と汗、地域の協力だけで此処まで来たもので、行政からの補助金等は一切受けていない事など説明するのも馬鹿らしが、一部の誤解が有るのでこれを解く説明もした。 宿場會は金儲けや利益を追求する団体ではないが、坂梨の個店や個人は大いに本会を利用して利益を追求して欲しい。 ホームページも会員の提供で設備や内容を充実させているがこれも大いに利用して欲しい。
●経営革新の事について。(概要)
これまでの商売について見直し、角度、手法について、丁寧、緻密、臨機応変、顧客の趣向好みを良く知り、相手の無駄、無理、無用を省くことを考えてやる。 対面して要望に応える。プラスαを売る。自分は地域の代表との考えを持ち手法を考える。
接客は心から笑顔で、気軽に声をかけて親密な関係を大切に。 いつもこれでいいのかを問い続けていること。 相手の立場で相手の向上を望むこと。
●例会差入披露
木村文彦会員 阿蘇大豆とうふ 六丁
差し入れ有りがたく湯豆腐で頂戴しました。
●今月の話題
常夜灯 四十五基めを設置
俵忠也会員が作製した常夜灯が完成し、二月初め上町(俵会員宅の対面の俵さん宅)に設置されました。 この常夜灯には初めて、灯り窓二面に参勤交代の行列が描かれており、見る人にほのぼのとした印象と口元をほころばせる力があります。
●今月の審議事項
一、けんみん文化賞受賞記念事業について
二、次回例会、平成十八年度総会の件
役員改選その他
●3月例會案内
3月13日(月)午後七時 中虎屋赤星会長宅於
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3月24日(金)県庁知事応接室で授与式がありました。 

市長に報告しました。


話が弾むこぢんまりした例会でした。


新たに設置された常夜灯

側面の透かし絵は灯りが入るとほのぼのと浮かぶ。 |