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(3) 洗たく ・ たらい(下たらいの大きいもの) 水を貯めて、木製の洗い板をのせて石けんをつけて、手でもんで洗った。石けんがない時代には灰汁(あく)で洗った。 * 灰汁は木灰を水で溶き、上澄み液だけを使う。 ・ 洗い張り 張り板(汚れて古くなった着物は解いて洗ってふのりをつけ、張り板に布目をまっすぐに張り、乾かす。乾いたら又着物に仕立てる。(主に木綿物)
・ 振り子張(主に絹織物) 着物を解いて洗う。乾いたら、元の反物のように一反の布にちいさい針が振子針で布の両端に張り、布目をまっすぐにする。反物一枚の長さに針を張って両端をくくりつける。ふのりをうすくして刷毛で布に糊をつけて乾かす。 |
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