薬 草
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薬草名 アケビ(通草) アサガオ      (朝顔) アロエ イタドリ(疼取) ウツボグサ(靱草) ウメ(梅) ウンシュウミカン(温州蜜柑) オオツヅラフジ(大葛藤) オオバコ      (大葉子) オトギリソウ(弟切草) カキ カワラオミナエシ(河原撫子) カワラタケ(瓦茸) キキョウ(桔梗) キササゲ     (木豇豆) ギシギシ(羊蹄) キンミズキ(金水引) クコ(拘杞) クサイチゴ(草苺) クズ(葛) ゲンオショウコ サワヒヨドリ(沢鵯) サンショウ(山椒) シソ(紫蘇) ジュズダマ(数珠玉) ショウガ       (生姜) シロハナタンポポ(白花蒲公英) スイセン(水仙) スギナ(杉菜) セキショウ(石菖) セッコク(石斛) セリ(芹) センブリ(千振) ダイダイ(橙) タラノキ ツルナ(蔓菜) トウゴマ(唐胡麻) トウモロコシ(玉蜀黍) ドクダミ(蕺) ナツメ(棗) ナルコユリ(鳴子百合) ナンテン     (南天) ニッケイ(肉桂) ノアザミ(野薊) ハス(蓮) ハトムギ(鳩麦) ハハコグサ ヒガンバナ(彼岸花) ビワ(枇杷) フキ(蕗) ヘチマ(糸瓜) マタタビ(木天蓼) マムシグサ(蝮草) マンネンタケ(万年茸) ムサシアブミ(武蔵鐙) メハジキ(目弾) ヨモギ(蓬) リンドウ(竜胆)
生育場所 山野の疎林の林内や林縁、路傍のやぶなど 普通の家庭で観賞用に裁植するが道端などに野生化のものもある 日本では家庭で広く栽培されている 山野の草原や林縁に生え海岸近くから山上まである 山野の林縁や路傍など 庭や庭園などで裁植される ミカン畑で裁植されている 山地の常緑樹の林内や林縁 山野の草地の縁や道端 山野の草地や林縁や路傍 庭や畑に植えられている 山野の野原や林縁 山野の林内、林縁 果樹園、庭園 もとは山地や丘陵の草原に自生していたが極端に少なくなった。庭によく植えている 庭などに植えられている道端など野生状態で生えているときもある 原野、路傍 田の土手などの日当たりのよいところ 山野の林縁や路傍など 平地の土手や荒地に株立ちになって茂る 山野の林縁や路傍 山野の林縁、路傍土手 山野の草地や路傍 林縁 山野の草原に生え、必ずしも湿地でなくてもよく見かける 山地の疎林内に自生しているが庭や畑にもよく植える。 畑で広く栽培されている 平地の池や溝の周辺 畑に栽培されている 平地の荒地や路傍、川の土手など 沿海地 路傍などで野生化しているが庭によく植える 山野の荒地や道端、川の土手など 山地の渓谷や山麓の川の周辺、雨だれの落ちるところ、池の周囲、軽石などに植えられる 山地の林内 樹上や岩の上に着生 平地や山麓の池溝や田んぼの周辺など 山野の草地 路傍林縁など日当たりのよいところ 裁植され、また縁起ものとして庭などに植えられる 山野の疎林内や路傍 海岸の砂浜礫地 平地の道端や荒地に野生状態でみられるが裁植するとよ 食用および飼料畑に栽培 山野の少し湿気のある 日陰、庭先や垣根によく生える 庭や畑の横などに植えられている 山地や丘陵の林内や林縁など 山地の常緑林内に生えている。石灰岩地に多いが、庭にもよく植える 庭先等に植えられている 山野の草地 道端 川の土手など 池やハス田で栽培する 溝等で野生状態で生えているときもある 日当たりのよいところで栽培 平地の畑の畦や路傍 畦、山野の路傍、林縁 人家で植えられる 山野の林野や路傍で少し日陰のところ 畑や庭先に植えられる 山地の林縁や谷川の周辺に生えている 林内や林縁の湿地 山地や丘陵の常緑林内 広葉樹の立ち木の根元や切り株に生える 山地や丘陵の常緑林の林内や林縁 山野の路傍や荒地 山野の草地や道端など 山野の草地 林縁
採取時期 7〜10月夏から秋にかけてよく茂っているとき 8〜11月 常緑の多年草なので必要なときに採る 10〜11月 葉が枯れるころ 新芽は3〜5月に採る 5月〜7月(開花時期全体) 6月果実が黄色に熟する前 普通市販されているので自分で木からッ収穫することはないが果実のミカンがから果皮をとるのはミカンが出回っている晩秋から冬の間である。 7〜9月夏に十分成長した後に採る 4月、11月穂が出ていたら採ってよい 7〜9月葉が茂っている時開花中がよい。   7〜9月 花が咲いているとき 8〜11月 10〜12月 10月11月やや淡い灰褐色に熟したとき 7〜9月 生の根は一年中 10月11月地上部が枯れるころ 枝や葉をとるのは5〜8月果実は壱拾壱〜3月 果実が熟した時 5〜6月(果実が熟して食べられる頃 11月〜12月葉が枯れる頃根にはる 8月〜10月花が咲いている時採る 8〜9月(花が咲いているとき) 黒皮を採るのは10月〜11月に赤く熟して果実が裂け始めたとき。 8〜9月花が咲き始める頃 10〜12月実が熟した時 普通は商品として出荷されたものを購入する。10月11月にほりあげる。 5〜6月種子が熟して飛散するころ。 用いるときなまの球根を採る 7〜9月夏によく茂っているとき 6〜7月 1年中いつでもいいが4〜5月開花時が探しやすい 若葉は山菜として食べるには早春につむ浴剤などにするには夏に開花したときに全草をとる。 9月〜10月 花が咲き始めてから採る 自宅の庭にあるときは、冬になりだいだい色に、果実正月の飾りつけのダイダイを利用 10〜12月 葉が枯れて落ちる頃から 7,8月枝が十分に成長して芽が茂っている時 10〜11月果実がよく熟れてから 7月8月実を食べるとき採取しておくとよい 6〜7月花の咲くころ 9月だいたい二百十日頃に熟する 10〜11月果実が熟してから葉が枯れるまでの間 12^1月(実が赤くなってから) 7,8月(樹皮がはぎやすい夏が良い。 7〜9月花がすんだあとに掘る 10〜11月果実が十分熟してから採るが、あまり遅くなると果実が落ちてしまう(野生のもの以外は所有者の許可が必要 10〜11月(実が熟したとき) 4月〜5月(花が咲いている時) 用いるとき新鮮なものを掘って採取 常緑の低木だから必要なときに採取する 平地では2〜3月山の高いところ4〜5月フキのとうとして地上に出てまだ若葉の開かないときがもっともよい ヘチマ水を採るには夏の生育が盛んなときが良い 8〜10月虫こぶになった果実は緑色のままで自然に落下することが多い新鮮なものは拾い集めるとよい 1〜12月頃 9〜12月キノコがせいちょうしてから 1年中いつでもよいが3〜4月の開花期は塊茎の充実度が少し劣る冬の間は地上部が枯れてしまうのでどこに塊茎があるのかわからない 7〜10月(開花中 果実が熟したとき) 8月葉がよく茂ったころ 10月〜12月 花が終わって
利用部分 つるになった木質の茎なるべく指くらいの太さになったもの 種子 生の葉 花穂又枝全体 未熟の果実 果皮 茎、根、葉 全草、種子は漢方薬に使う 葉または全草 甘柿 シブ柿でもいよい 開花中 地上部の全草 子実体 果実は直径が5mm長さ30cmぐらい細長いさや中に平べったい実がある。さや全体を用いる 根 (太い根は1年中 根茎と根 枝と葉 果実 細い枝と葉 果実 肥大した根 花や果実のついてた地上部全草 地上部の茎、葉、花の全部 成熟した果皮を用いて種は使わない。 葉 青じそがいい 鱗茎 薬用にするスギナは栄養茎のほうである胞子をつける胞子茎は土筆(つくし)とよんでいる 根 茎 太くなって多肉質になっている茎 葉または全草 根から果実まで 全草 果皮 精油がある部分 根皮 地上の全草 種子 雌しべの先端部分(ひげの部分て柱頭という) 全草(茎葉花)など全部 果実 地下茎(根茎) 果実 樹皮あまり細かい皮はよくない 根 なるべく太いところ 果実(花托が後で大きくなりその上面にたくさんの孔の中に一つずつ果実が入る) 苞鞘に包まれた果実 全体または種皮を除いた種子 全草(葉、花、茎) 鱗茎 葉(生の葉を取ってすぐに使う) フキノトウ、フキの花茎のごく若いもの 茎の切断面から流れ出る液。 虫が寄生したために虫こぶになった果実を用いる寄生を受けなかった果実はとっくりの形をしていて最後まで枝に残って黄色に熟する 塊茎(地下に出来るイモ) 子実体(俗にキノコといっている) 塊茎 茎の下部にあるイモ状の部分 地上部の全草または種子
薬効 消炎 利尿 峻下、緩下 消炎 健胃 綏下 利尿 整腸、食欲増進 健胃 鎮痛 鎮咳、利尿 止血 消炎 鎮痛 葉は高血圧の人の治療と予防ヘタはしゃくり止めに煎じる 利尿 抗腫瘍 喉が痛み 声がかれた時用いる 製剤では鎭咳 去痰の薬にする 利尿 殺菌、消炎、綏下 止瀉 強壮 滋養 小枝や葉は鎭咳鎮痛消炎 果実は食用のほか滋養 発汗、解熱 鎮痛 整腸(下痢止め) 通経、利尿、消炎 芳香性健胃 鎮痛 鎮痛 芳香性 健胃 発汗 解熱 健胃、利尿、強壮、催乳 消炎 鎮痛 利尿 健胃、育毛 消炎、健胃、強壮 鎮痛 健胃、育毛 健胃、育毛 利尿 健胃 鎮痛 利尿 消炎、解毒、緩下利尿 強壮 強壮 鎮咳 健胃 強壮 健胃 利尿 滋養、強壮 いぼとり、鎮痛 咳止め、去痰、消炎、利尿 むくみとり、消炎 鎮痛 咳止め 化粧水 鎭咳 利尿 強壮 鎮痛・消炎・鎭咳・去痰 神経衰弱、不眠症、慢性肝炎、悪性腫瘍 消炎、鎮痛 調経、浄血、利尿 鎮痛、止血、健胃 健胃、育毛
調整法 アケビは路傍の藪の中等にふつう見かけるがいつも草刈する頃はつるが細くて役に立たない 山の林では太いつるを見ることがある親指くらいの太さの茎を切り薄く輪切りにしてから十分乾燥してしまうとよい。棒状になるまで乾燥してしまうと輪切りにするとき苦労する。 花が咲いたあとで果実が熟したら果実ごと摘み取って干す 黒赤褐色の種子をとる 東南アフリカの原産の植物でキダチロカイという種類である 1^2月の頃の茎の上部の芽腋から花茎が出て赤い筒状の花が咲く 高さ3〜4mになるが家庭で鉢に植えておくと1mくらいでも開花する イタドリは大きく成長する多年草で大きな株になるからスコップや鍬などで掘らねばならない。根の細い部分は取り除いてからよく水洗いし日向で十分乾燥する 花が咲いているとき花穂の部分だけつみ陰干しにして乾燥、開花中枝を根元から摘み、水洗いした後で陰干しする 梅干、ウメ酒、梅肉エキス 果物のミカンから果皮をとるにはなるべくよく熟したものを選び表面をきれいにした後で果皮をむむいてとる。それを陰干しして乾燥させてから1年ほどおいたものが生薬の陳皮である。 夏から秋にかけてなるべく太い茎を切りとり厚さ5ミリぐらいに輪切りにして日干しにする茎はつるになりほかの木に絡んでいるが直径が2〜3cmになったものを採るとよい。 穂があればいつでも採れる、根から掘り水洗いして、2〜株ずつ束ねて干す 生の葉は切り傷など止血の目的で用いる。野外でのちょっとした切り傷等試してみるとよい。消炎鎮痛のときは煎じて液を湿布するので開花期の全草を採取して水洗い後陰干しして十分干し上げてから保存する。 7月中下旬に茂った葉を取り水洗いして0.5cmにきざみ日陰干しする@湯通し湯にくぐらせるA蒸しかごで蒸すB釜などでから炒りする 九州では7月下旬から咲き始めrので花がさいたら地上部を刈り取り水洗い後日陰で十分に乾燥させる あとは 紙袋にいれて保存する 子実体が成長したときに付け根から切り取り日向で乾燥する 庭に植えているものは花がすんでから株分けするが10〜11月に余分お根があったらよく水洗いしてから小さく刻み日向で十分干しあげておくとよい。自生のものを採取するのはもう不可能だが裁植品でも十分間に合う 10月ころ垂れ下がったさや灰色に熟して果実と付け根から切って日に干し乾燥する 夏花茎が枯れる頃なるべく大きな株の根を堀りよく水洗いして水切りして細い根を取り除き日向で乾燥させる 10月半ばを過ぎると山地では果実が熟して先端のかきが衣服についてなかなかとれず秋のハイキングにやっかいなもの。根を掘りあげて茎は付け根から切って根茎と太根をよく水洗いして日向で乾燥 枝と葉はクロ茶にする。その法は害虫を受けないきれいな枝を選んで成長の良いところを切り長さ1〜2cmにきざんで陰干しにする。果実は赤く熟したものを丁寧に摘み取りそのままホワイトリカーに漬けて薬用酒にする 小枝の葉は初夏から夏の茂っている時枝ごと刈り取って陰干しにする 果実は熟したのを採る クズの根をサイコロ状にきざみ葛根とよび漢方薬として煎用する 茎は地上にはってよく枝分かれしているから採取するとき根元から採る 花が咲いたらすぐ地上部を刈りとりさっと水で洗い陰干しで十分乾かす、干しあげたのは沢蘭という 秋になり熟してくると果実は赤褐色になり最後は二つに裂けて中から硬くて黒光りのする種子が露出する陰干しにして乾燥する 青じそ 大きくなった葉を摘み取り水洗いして水をよく切ってからそのままで薬用酒をつくる。葉は刻まないでそのまま使うビンにかるく一杯になるように詰め葉が全部ひたる程度に35度のホワイトリカーを入れる さらにホワイトリカー1リットルに対して100〜150g砂糖を加えビンに密栓して光が当たらないところにおく ジュズダマは水辺に生えていて大きな株になり多年草。数珠玉が灰白色になって十分硬くなって12月頃になって株を掘り上げこの根だけを採り、よく水洗いして陰干しにする ひねしょうが よい秋に掘り上げ 根茎をとり 根は除いて水洗い 乾燥する シロハナタンポポは九州では111〜12月にも開花するが普通は4〜5月に花が済んで綿毛をつけた種子ができたころに上から掘り採り細かい根はのぞいてよく水洗いし小さくきざんで陰干しにする スイセンは冬に花が咲きこのときは花もあるが夏になる前に葉が全部枯れてしまってそれから芽が出る晩秋までは地上部は何の痕跡もないその間使おうと思うと球根のある場所がはっきりわからず困る よく茂ったスギナの地上部を刈り取り水洗いしてから日向で乾燥する。干しあげたものは生薬名を間という 花がすんでから茎を掘り葉や根ヒゲを取り全形で乾燥する。小さく切って日陰干しにする。 茎をよく水洗いし水をきって干す 乾燥には手間がかかる 早春の若葉は採ってすぐに食べる。リュウマチや神経痛に煎用するためには葉がよく茂ったときに採って陰干しにしておく、浴剤にするときも水洗いして土をおとし陰干しにする。 開花始めて採取する 根からこぎ 水洗いして 日陰干し よく熟したダイダイの果実、乾燥したものを橙皮と言いそれを小さくきざみホワイトリカーに漬け 26週間とりだしよくこして別のビンにいれ密封する 秋に落葉する頃から冬にかけて株を掘り起こし根の皮をはいでよく水洗いして陰干しにする。大きい木のほうが根皮が厚くてよいが幹にとげがあるので採集するのは楽ではない 夏に十分に茂った全草を採り、十分に水洗いして塩分を落としてから適当な大きさに刻み日向で良く乾燥する。枝先には花があり下部には果実があり全部使うことが出来る トウゴマは太い枝のさきにたくさん果実がついて完熟すると果実の表面のとげが堅くなり揺すぶるとカラカラ音がする。この状態になったものを枝ごと切よく乾燥してから果実をたたくと果皮がわれて簡単に種子がとれる種子はよく干してから保存する。生薬名ヒマシである。 トウモロコシを食べるとき俗にひげと呼ばれているこの雌しべの先だけを採って集め日に干してよく乾燥させる 開花時に茎を引き抜きよく水洗いして根は除く、すこしずつ束にして陰干し 果実の表面が薄い栗色になったころに採取し水で洗ってよく拭いて焼酎に漬け込む、梅酒を漬け込む要領でよい35度のホワイトリカーを果実の2倍量くらいに漬ける、また果実の四分の一から五分の一くらい砂糖を加えるとよい。二ヵ月後の取り出し 濾して密栓できるビンに詰めて冷暗所に保存する 地下茎を採取するのは果実が熟して葉が黄色になる時期が一番良い 春に花が咲いているときが探しやすいがこのころ掘ると地下茎が充実していないのでだめである。掘った根は取り除いてよく水洗いし日なたで十分乾燥させておく 果実が赤く熟したとき、実だけ摘み日干し十分に乾燥させる 夏に樹幹や太い枝を切り皮を剥いで適当な大きさ20cm〜30cmにして陰干しする。根皮はなるべく細い根の部分が良い。水洗い後丁寧に皮をはいで陰干しにして十分乾燥させ、ほぞんする。 初夏から後 花が済んで株を掘って根の太い部分を採りよく水洗いしてから日に当てて十分に干しあげる。 ハスは茎の頃に一つの大きな果実がついているように見えるが全体は花托が肥大成長してハチの巣のような形に。薬にするのはその殻の中にある果実だけである。 株を少し植えたときは殻が褐色に熟したものから順に摘み取る 開花中 株根 よく洗い陰干し乾燥 ヒガンバナの鱗茎は堀り採ったら、水洗い後外側の黒い皮と根を除き、おろし金でおろす。すり鉢でトウゴマの種子もすりおろし両方よく混ぜて外用する 生の葉をとったら硬いたわしで葉の裏をこすって毛を取り除く毛はこすったら美しい緑色になる まだ開かない花茎を摘んできれいなところだけ取り水洗い、水切りして小さいものはそのまま大きいものは縦に切れ目を入れて半分開いてから陰干しにして乾燥する 茎の地上部30〜50cmのところをきりとりる根に連なるほうの切り口をきれいに洗ってよく乾かしておいたビンの中に入れビンの口はビニールなどで包んでおく。1日に1=1.5lくらいは採れる。秋になって果実が熟してから茎と切っても液の量は少ないからしばらく静かに置いて上澄みをとる 山で採集したマタタビの虫こぶ果実は乾燥して保存しなければならない、このときはまず沸騰している湯につけて湯通しをしそれから日なたで1週間くらいかけて十分に乾燥する 果実が赤く熟し地上部分が枯れる11〜12月頃に塊茎を掘り取って根を除き水洗いをして乾燥する民間薬として家庭で使うときは生の塊が必要になるので庭に場所をとって植えておくと便利どぁる。 マンネンタケ木材腐朽菌だから広葉樹の切り株などについている 塊茎を掘りあげて根を除きたわしでよく洗い水をふきとって用いる。用いるたびに掘った方がよい。 地上部全草をかわかしたもの 夏の葉が茂ったとき葉だけを摘み、水洗いして陰干しにする。怪我の止血には生葉をもんで使う 花が終わって 根を掘りとって水洗いして 十分干しあげるリンドウの根は乾燥すると黄褐色になる
利用法 アケビの茎は生薬名を木通といい、ミツバアケビとともに日本薬局法に収録されている 種子を粉末にして服用 アロエ属のしょくぶつにはアレトラキノン類があって乾燥エキスを下剤とする 乾燥したイタドリの根は生薬名 虎杖という。便秘に使うときは1日分として5〜10gを水600mlで煎じて300ml煎じたかすは捨てる。1日に100ml飲む 尿の出がわるいとき1日10gを水に700ml300mlを100mlを3回/1日飲む。花穂だけの方がよく効く。 梅酒は果実酒のなかで一番よく知られたもので多くの家庭で作られている 健胃薬として漢方薬に入れる 神経痛やリュウマチには日干しにしたものを10gを水600mlで煎じて300mlをとってかすは捨てる。1回100mlずつ1日3回飲む。・関節に水がたまっている時漢方薬防己黄耆湯(ボウキオオウキトウ)はオオツヅラフジの生薬名である。 風邪をひいて咳が止まらないとき煎じて温めて飲む、春のやわらかい葉はてんぷらにして食べられる 生の葉はよくもんで患部につける打撲や捻挫ではれた時には乾燥品を煎じて液に湿布する。 血圧が高いとき沸騰している湯に5分間ほど煮たてて飲む 尿の出が悪く体にむくみがあるとき5〜10gを600mlで煎じて300mlをとり、かすは捨てる。1日3回 1回100mlずつ服用する。家庭では難しいので全草を煎じて服用するほうがよい カワラタケはふつう悪性腫瘍に 小さいものは二つ大きいものは適当にきざんで水に入れ煎じて1日3回飲む 乾燥したキキョウの根は生薬名を桔梗根という。喉が痛くてトローチでも使いたいという状態のときにキキョウ1g乾草2g水150mlで煎じて50mlとり之を2回に分けて飲む 尿の出がわるいときキササゲを煎じて飲む 10g水600ml100ml〜300ml3回飲む 殺菌 消炎薬として皮膚病に外用する場合には掘り取った根を使用時に水洗いして水切りした後つき砕くかおろし金でおろして幹部につける。綏下薬として便秘に使うときには乾燥したギシギシの根を刻んで一日量 約5ぐを水600mlで煎じて300mlをとりかすは捨てる1回100mlずつ一日3回温めて飲む・春の若芽はゆでて酢味噌あえ食べられる 下痢止め煎じて飲む クコの生の果実200gを砂糖150^200gを35度のホワイトリカー1リットルに漬ける 6〜8週間で取り上げてビンに詰めて保存する飲むときクコ酒にウィスキーを少し入れて飲むとおいしくて体に良い 枝や葉は咳止めや頭痛、扁桃腺炎に1日の量として5〜10gを水600mlで煎じ、1日3回 100mlを服用する。 クズでんぷんは風邪の引き始め熱湯で溶かして葛湯にして熱いうちに飲み 体を温かくする。発汗して気分がよくなる、くしゃみ、鼻水、発熱、頭痛、寒気、自然発汗など クズ湯にして飲む おなこをこわして下痢し時一日量5g〜10g、水700ml煎じて300mlにする。かすは捨てる 女性の生理不順や出産後のむくみ 沢蘭8〜10g水に入れて煎じて1日3回服用する 容積で乾燥した果皮1に対して3〜4の割合になるように焼酎に漬けて薬用酒を作る。焼酎は甲類のにおいのないものを使う。約2ヶ月漬け込みおいて砂糖を入れて溶かす。   神経痛、関節炎 煎じて服用する 料理のスパイスしょうが、単に風味だけでなく胃の消化昨日促進する。風邪を引いてぞくぞくするときすりおろしたショウガに熱い湯を入れて飲むとよい 健胃 利尿の目的には乾燥品5〜8gを水600mlを半量になるまで煎じて1日3回飲む 乳腺炎や乳房炎のときなまの鱗茎の表面の黒褐色の皮を除きおろし金でおろすと粘液が出てぬるぬるする。それを乳房の痛む時に少し厚めに塗り和紙かガーゼで押える。乾いたら取り替える。スイセンを貼っている時でも赤ちゃんに飲ませても良い。 むくみに利尿薬として煎用 1日分として10gをみず600mlで煎じて300mlとる。スギナはとりだして捨てる。1回に100mlずつ1日3回飲む 芳香性の胃腸薬、水に入れ煎じて服用する 病気の後や疲労を覚えた時煎じて飲む 鎮痛の目的で煎用するとくは生の葉で30〜40g乾燥品 10〜15g水600mlで煎じて、浴剤とするためにはかなりの量を採って実用にはならない・ 健胃薬として1.5g 水600ml煎じて飲む   刻んだたらの木の根皮の乾燥品10〜20ぐぉ水600mlで煎じて300mlとる100ml1日3回飲む これは民間薬の使い方であり根湯と俗称している 健胃薬として1日分10g〜20gを水700mlで煎じて300mlをとり1日100mlずつ1日3回飲む。民間ではこれを浜ジシャと俗称して昔は胃がんの薬といわれたこともある。・枝先の若い葉はやわらかで食用になる。和え物やおひたしにすると思いのほかおいしい。 ヒマシはこれだけでは用いずにヒガンバナと一緒に使うヒガンバナの球根1個にヒマシ10〜20粒の割合で用いる。それをすり鉢でつぶすとぬるぬるしたペースト状になる。膝の関節に水がたまった時に塗りつける、痛みがとれる。 腎臓炎などで尿の出が悪くて体にむくみがあるとき利用する。一日分 5〜10g、水600mlにつけて 300〜100mlを1日3回飲む 消炎、解毒薬として腫れ物やおできには生の葉を火にあぶってよくもみ幹部に当てる。利尿薬、便秘などには乾燥したものを煎じて飲む 体が疲れているとき滋養強壮に薬用酒として食前に飲む。    ・生薬を用いる方法:ナツメを干したものは大そうと言って重要な漢方薬だから薬局で売っている 乾燥したナルコユリの地下茎は生薬名は黄精という刻んだ黄精をビンに三分の一くら入れ25度のホワイトリカーを一杯になるまで入れて蜜銭し、光の当たらないところに置く。 乾燥した南天実を10g水600mlに煎じて1日3回飲む。赤飯の上にのせて毒消しとして用いる。 ニッケイには皮にシンナミックアルデヒドが含まれていて特有のピリットした香味がある。家庭用としてはニッケイ酒にするとよい。根皮なら30g樹皮なら50gくらいを25度のホワイトリカー500ml液に漬ける2ヶ月くらいおいてこして液だけをとり自分の好みの甘さになるように砂糖を加えてビンにいれて保存する。 強壮や健胃の目的で煎用するときは乾燥したアザミの根5〜10gを一日分として水600mlで煎じて300mlをとり1日3回 1回に100mlずつ飲む。・ノアザミが小さい頃若い茎は山菜として食べられる 和え物にするときは皮をむき塩水でゆでてゴマみそを辛し和えにするとおいしい。 果実の堅い殻を割るとなかに種子がある。10〜20g煎じて用いる。 いぼとり、肌荒れに精白した種子を1日分として10g〜30gを700mlの水で煎じる。1日3回服用する 乾燥した母子草 1日分 5から10g水600mlを 300mlまで煎じて1日100mlずつ3回飲む。ハハコグサは利尿作用もある、尿の出がよくなる。 膝の関節に水がたまった時 神経痛、関節炎の痛みにきれいな葉をゆっくり火であぶりあつくなった葉を痛む部位にさする 咳止めに用いるには乾燥したフキノトウ10〜15g水600mlで煎じて300mlをとりかすはすてる1日100mlずつ1日3回飲む 咳止めや利尿の目的にはそのまま冷蔵庫に保存しておき、50〜100mlを飲むが長くおくのはよくない。化粧水は約ホウサン1%グリセリン2〜4%くらい加える。 マタタビの乾燥品は家庭で用いる薬用酒にするがよい 鎮痛消炎薬として関節の痛みに用いるときは掘り取った新鮮な塊茎をよく水洗いし外皮を取り除いてからおろし金ですりおろし之を患部に薄めに貼って和紙で押さえておくとよい。 小さくきざみ 煎じて飲む 関節が炎症をおこし神経痛などが痛むとき。 婦人の産後の止血、つわり、生理不順 全草を煎じて1日3回飲む 神経痛、リュウマチには乾燥葉を煎じて1日3回飲む、乾燥した葉を風呂に入れてもよい 成分は苦味配糖体のゲンチオピクリンだからたいへんにがい充血や炎症に消炎剤として用いる


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